信州創業フェス2017

10.15(Sun), 長野県松本市で開催された、信州創業フェス2017に参加しました。

フェス開会前のプレイベントで、県内のコワーキングスペース巡りについてすこしまとめた形でお話をさせていただきました。

そのあと、松本でコワーキングスペースKnower(s)を運営されている中山さんと、2010年5月に日本で一番最初に<コワーキング>として開設されたワーキング・コミュニティを主催されている伊藤さんの講演を伺い、僅かな時間でしたがトーク・セッションさせていただきました。

「ワールドカフェ」という、多人数による話し合いの手法があります。おおよそ4名につき1つのテーブルを用意し、参加者全員がいずれかのテーブルに座れるようにします。次に、共通の話し合いのテーマについて、時間を区切って各テーブルで対話を始めます(セッション1)。テーブルには模造紙が敷いてあり、話し合いの内容を書き込みます。時間が来たら、各テーブル一人だけ、ホスト役を残し、他の参加者は別のテーブルへと席替えします。席替えが終わったら、再び時間を区切って各テーブルで対話を始めます(セッション2)。冒頭、ホスト役はそのテーブルで起きていた対話の内容を説明します。

わたしはこの、テーブルの間を行き交う人達と、コワーキングという働き方をする人たちとが重なるように感じています。すると、コワーキングスペースとは、ここでいうテーブルと模造紙であり、スペースの運営者はさしずめホスト役として残った参加者というところでしょうか。ワールドカフェは時間と空間を区切り、かつルールを設定する場であるため、スペースたるテーブルや模造紙は、あまり気を遣わなくてもそれなりに機能してくれます。しかしコワーキングスペースという場は、永続的な運営を考えると、それなりの仕掛けや仕込みが必要です。

Colaboのある長野県塩尻市は、諏訪から名古屋方面に抜ける中山道を有しています。道沿いには奈良井宿をはじめ多くの宿の名残が残っています。もしこの地に旅人を受け入れる文化が残っていたら、それはコワーキングという新しい働き方を実践する人たちを、柔軟に受け入れることができるかもしれません。

ワールドカフェはセッションを重ねていくことで、テーブル上に乗せられたアイデアが混ざり合い、化学反応を起こしてゆくことを狙います。同様に、わたしはコーワーキングスペースは人々が直に接し合うことによる化学反応が起き続ける場であって欲しいという願いを持ち、スペース巡りをはじめました。この願いにわたし自身がどう向き合うかとか、そもそもColaboどうするのとか、なかなか割り切れない思いを抱えつつ、もうしばらくスペース巡りを続けてみようかと思います。

 

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